『いろいろ変化してました』
こんにちは♪ ファミニューすみだ文花です。
今回は、『自立支援ケア』について少し触れたいと思います。
自立支援ケアとは、
『その方の能力に応じて、自立した日常生活を送ることが出来るよう支援することで、
「水分」「栄養」「排泄」「運動」の4つの基本ケアが大切である。』
と言われています。
実際に取り組んでいても、特別なこととは感じていませんでしたが、
ある方の一言から、いろいろ変化していたことに気づかせてもらいました。
けがやご病気の影響で車いす生活となり、
ファミニューすみだ文花に入居されたS様…
シルバーカーを使って歩いている他のご入居者様を見て、
『私も歩きたい、歩けるようになりたい』という思いが強くなってきました。
振り返ってみると…
入院中は、『中々水分が取れなくて…』と病院の看護師さんから言われていました。
ファミニューすみだ文花にいらした当初は、
1日の水分量が平均850ml、食事量の平均は7割程度でした。
8か月後の現在は、水分量の平均が1040ml、食事量の平均が9割程と、どちらも増えていました。
わずかな増え方に見えるかもしれませんが、80歳後半のS様にとってはすごいことです。
そんなS様から出た言葉が、『私も歩きたい、歩けるようになりたい』だったのです。
入居された頃は、『もう歩けなくなっちゃって…』と話されていたことを覚えています。
基本的ケアをしていくことで、S様の意欲が引き出されていたのです。
基本的ケアをしていくことは、その方の思いも支えているんだなと実感しました。
S様の思いに近づけるよう、少しずつ歩く練習を始めています。
ファミニューすみだ文花
