- ファミニューすみだ文花【公式】
- ファミニュー大森南【公式】
- ファミニュー石神井【公式】
- 東京都の有料老人ホーム
なぜ僕らは働くのか 〜介護の世界で働くということ〜
暑い日が続きます。
今年の夏はコロナ禍ということで例年と少し様子が違いますが
学生さんは夏休みまっさかり。こんな環境下なので読書も捗るのかな。
「なぜ僕らは働くのか」という読者満足度97.5%の本があります。
監修は池上彰さん。私たちGakkengroup、学研プラスから出版されています。
働くことの意味、生活にかかるお金、AI時代の働き方、勉強することの意味、
やりたいことの見つけ方、後悔しない生き方…
仕事に対する考え方やどのようなきっかけで将来の仕事を見つけるか、
ということが漫画やコラム、データで紹介されている本です。
私たちの「介護」に関わる仕事も書かれているので
少しだけ紹介させていただきます。
仕事は誰かの役に立つこと。私たちは誰かの仕事に助けられて生きている。助け合って人は生きている。
人は誰かの役に立つことで嬉しさを感じられる生き物でもあるのです。
介護の仕事の根底にあるものかな、と考えます。
「夢」が「介護」の仕事だった方のコメントも載っています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
昔からおばあちゃん子でした。福祉の道に進もうと思った僕の夢は
「大好きなおばあちゃんの面倒をずっと見ること。」
僕の本当のおばあちゃんは亡くなってしまったけど
今、僕のおばあちゃんは60人います。
小さい頃、おばあちゃんにもらった
楽しい時間のお返しができるのが今の仕事だと思っています。
(社会福祉士)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
こういった夢を持っているスタッフが
ファミニューにはたくさんにいます。
幸せに働くことをテーマとした章もあります。
仕事には我慢が必要であると説いていますが
私たちの仕事もすんなり、スムーズにいくとは限りません。
介護従事者のケースでも我慢が必要という一節があります。
我慢はというよりは根気、という言い方が近いかもしれませんね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これは「良いガマン」の例です。
・自分の成長につながるためのガマン
・何かを成し遂げるためのガマン
高齢者の介護施設で働く介護スタッフ。
不慣れな頃は、ご利用者に食事やお風呂の介助などをすると怒られることがありました。
しかし、ご利用者の話に耳を傾けていたら次第に求められていることがわかるようになり、
介助が適切にできるようになっていきました。
我慢強くじっくりコミニケーションを取ったことで仕事がうまく回るようになったのです。
ガマンは仕事を通して成長するために、多少は必要なもの。
未来につながる良いガマンが必要です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
より良いサービスの為に、根気よくコミュニケーションをとり
最大の効果を生み出す。私たちのミッションです。
今回は介護に関係する箇所の抜粋ですが
本書が伝えたかったのは「人間は助け合って生きている」
マクロな視点で「仕事は誰かの役に立つ」ためにすること、です。
ついぞ忘れてしまいがちですが
私たち介護に携わる身として、
いつも心に留めていないといけないと感じられる書籍です。
是非一度お手にとってみてはいかがでしょうか。
出典:なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと 著者/編集:池上彰, 佳奈 出版社:学研プラス
ブログ管理者