アンサンブル浦和での秋祭り(舞台裏編)

   


アンサンブル浦和では秋祭りを行いました。


午前は入居者さまの要望により「スイカ割り」

 

 

 

 

午後は「屋台」です。

 

 

 

 

コロナ禍での影響で単調な生活になりやすい入居者さまにとって
行事は楽しみの一つとなっていると思います。


ただしスタッフはいつも以上に転倒や窒息、誤嚥などの事故に
気を付けなければなりません。
転倒事故を防げるように誘導の順番や介助者の割り振りなどを考えます。
そして頭を悩ませるのが屋台の食べ物の食事形態です。

 

屋台のメニューは焼き鳥、チーズ焼き、可能な限り皆様に

同じものを食べて屋台を楽しんで頂きたいのですが
嚥下障害などの問題から食形態の調整が必要な方が施設にはいらっしゃいます。

 

 

比較的多くの方が食べやすいフルーツポンチ。

分かりにくいですが左から「常食、刻み、極刻み」となっています。

 

 

極刻みのフルーツポンチにはシロップにトロミをたすなどの工夫もし、

他の食べ物は刻む、代替品を用意するなどの調整をします。
そして、なにより食品の提供ミスがないように

屋台スタッフ、フロアスタッフとの連携がとても大切です。

 

 

 

 

上の写真は入居者さまの食事形態表となっています。

シールでトロミの程度や食事形態を示しており、

入居者さまにもシールを持っていただいています。

 

普段より気を使うことが多いお祭りですが、

入居者さまの楽しそうなご様子や「楽しかったよ!またやってね」などの

感想を頂いたりするとスタッフもとても嬉しく一日の疲れが吹き飛びます。

 

安全に配慮しながら今後も入居者さまに喜んで頂ける行事を

行っていければと思います。

 

 

アンサンブル浦和 西片

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