冬の寒い時期。お年寄りの健康に不安を抱える方も多いのではないでしょうか。急激な気温の変化は、高齢者の心臓に大きな負担をかける可能性があります。空気の乾燥はウイルスが浮遊しやすい環境を作り出し、寒い時期には季節性インフルエンザや風邪の予防を心がけなくてはいけません。
暖かい部屋から寒い場所へと移動する機会の多い、在宅介護の現場は要注意です。ヒートショックという言葉を聞いたことはございませんか? 急激な気温差によって血圧が変動し、心筋梗塞や脳梗塞、めまいといった健康被害を起こす現象です。冬場の家庭では、気温の低いトイレや浴室の脱衣所等でヒートショックのリスクが高まります。
また、年末年始の帰省時に家族が集まり親のこと、介護の事を話し合われるケースも多いようです。
冬は介護施設での安全性はもちろん、慌てて介護施設に相談といった事が多くなりますので早めのご相談が良いといわれています。