コロナ禍により行動が制限されている昨今でも「生活の質」の向上を図っています。
例えば音楽健康福祉士の取り組み。ベッドに横になられる時間の長いご利用者に、なんとか日常の楽しみを作って差し上げたいとご家族にご相談いたしました。
ご利用者は「音楽」を好まれるとお伺いしておりましたが、具体的に何かして差し上げられる事がないか音楽健康福祉士と相談しました。ご利用者の居室でちいさなコンサートを行うアイデアです。
本格的ですが小さな電子ピアノを利用者のお部屋に持ち込み、ご利用者馴染みの音楽を奏で、歌います。音楽を専門的に学んでいる音楽健康福祉士ならではの取り組み。高い演奏技術でリラックスされたり、手拍子され楽しまれているご様子でした。
音を楽しみ、感動する。また、昔を懐かしむことによって脳に刺激を与え活発な行動にも繋げる。音楽が持つ力を確信し積極的に導入しています。ラジカセなどの機器にご利用者の好きな音楽を入れて、聞いていただくこともあります。ベッドにいる間お好きなクラシックを流してリラックスされる。素敵な時間を過ごされています。