介護付き有料老人ホームアンサンブル【心の丈】 大宮の場合

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介護付き有料老人ホームの施設長が一番大切にしたいものは共感力であるという。ご利用者との共感、ご家族様との共感、スタッフ、運営との共感。「理解、調和、思い遣り、そしてコミュニケーション」があればこそ、住み良い環境、介護ができる。アンサンブル大宮施設長小川が「暮らしと介護と共感力」についてお話しします。

メディカル・ケア・サービス株式会社
介護付き有料老人ホーム アンサンブル大宮

施設長

 

小川昌代

 

親しみやすさも「共感力」の延長かもしれません。

「アンサンブル大宮には『自分の家のよう』な雰囲気がある」とご家族様やお客様にお声がけいただく事があります。アットホームな佇いと言われる所以は、スタッフの醸し出す雰囲気からなのかもしれません。

「施設は施設長で変わる」と言われておりますがご利用者、スタッフ皆から良く話しかけられ、冗談混じりの会話が絶やされない毎日。共感し、分かり合えている中だからこそのフレンドリーさ、故にアットホームに映るのでしょう。

 

MCSに入社した頃、とある研修で「肝っ玉母ちゃん」とあだ名がつきました。何を聞かれても明るく答える。ポジティブな言葉で返す。自分では意識していないですが「話しやすさ」もあるんでしょうね。「しっかりとした介護」「一つ上のサービス」があってこその「アットホーム」です。バランスが良いのかもしれませんね。

共感があるからチームプレイが生まれる。

介護付き有料老人ホームには介護スタッフ、看護師、ケアマネジャー、理学療法士を代表するリハビリテーションの専門職などさまざまな専門職が在籍しています。

 

それぞれに役割がありますが、1+1を10 にも100にもするのがアンサンブル大宮のスタイル。例えば車椅子への移乗介助。理学療法士や作業療法士が安全に的確に移乗をサポートします。ご利用者の信頼を得ている顔なじみのスタッフが行うことによって更に安心感を持っていただきたい。であればスタッフが実施する方が良いと考えます。

 

新任のケアスタッフでは「移乗」は難易度が高い介護技術の一つですが、療法士の指導の元、ケアスタッフが手伝う。何度も繰り返しやがて安全安心に移乗できるようなる。チームプレイでケアの質を上げていくんです。ひとりのご利用者を様々な職種がケアをする。「して差し上げたい」という想いに共感するから手を差し伸べる。上質なケア、手厚い介護が実現されているのです。ご利用者が安心し安楽な生活が送れるよう支援する。アンサンブル大宮の介護はチームプレイ、です。

 

ご利用者への共感があるから、新しいサービスが生まれる。

コロナ禍により行動が制限されている昨今でも「生活の質」の向上を図っています。

 

例えば音楽健康福祉士の取り組み。ベッドに横になられる時間の長いご利用者に、なんとか日常の楽しみを作って差し上げたいとご家族にご相談いたしました。

ご利用者は「音楽」を好まれるとお伺いしておりましたが、具体的に何かして差し上げられる事がないか音楽健康福祉士と相談しました。ご利用者の居室でちいさなコンサートを行うアイデアです。

本格的ですが小さな電子ピアノを利用者のお部屋に持ち込み、ご利用者馴染みの音楽を奏で、歌います。音楽を専門的に学んでいる音楽健康福祉士ならではの取り組み。高い演奏技術でリラックスされたり、手拍子され楽しまれているご様子でした。

 

音を楽しみ、感動する。また、昔を懐かしむことによって脳に刺激を与え活発な行動にも繋げる。音楽が持つ力を確信し積極的に導入しています。ラジカセなどの機器にご利用者の好きな音楽を入れて、聞いていただくこともあります。ベッドにいる間お好きなクラシックを流してリラックスされる。素敵な時間を過ごされています。

一般的な介護施設では介護士等が兼務することが多い中、さいたま市のアンサンブルでは専任の「音楽健康福祉士」が専門職として常勤配置され、ご利用者のADL・QOL向上に向けて様々な取り組みを行っています。

食事は毎日の生活の中でメインと言っていいほど大切なもの。食事を召し上がる時間も大切です。

 

通常の施設では食事の時間は決まっており配膳、食事、下膳と細かく決まっています。アンサンブル大宮は違います。その人の体調やペースに合わせてお食事時間を合わせて、早出し、遅出しを厨房と調整しご提供しております。

一人で食べたい方も、みなさんと一緒に和気藹々と召し上がりたい方も様々。それぞれにお応えできるよう対応しております。もしもご自宅であれば召し上がるタイミングは人それぞれ。当然ゆっくりと召し上がりたい方もいらっしゃいます。一人ひとりのご要望に応えられるよう厨房、フロアスタッフと調整し大切な時間を作り上げています。

お正月、節分、ひな祭り、七夕、お誕生日会、敬老の日、クリスマスなどの行事に合わせたイベント食も。

「あったらいいな」はご利用者からのお話の中から実現することも多いです。想いの共感から生まれるサービスです。

「もっと気軽にリラックスしたい」というお話に共感し、ウォーターベッドを導入。どなたでも、いつでも自由にお使いいただけるから気兼ねなくリラックスした時間をお楽しみいただけます。マッサージを受けるために整形外科に通えば相応の費用がかかるものですが、もちろん無料で使用することができるので「もっと気軽に」を実現した形です。リラックスでいえば「足浴器」も導入しました。

足湯も在宅なら用意のハードルが高いですが、施設イコール自分の家であるならば毎日プチ贅沢を味わえる、ようなイメージでしょうか。

ご相談はお気軽に。共感から導かれた素晴らしい人生をご提案します。

おかげさまで多くのご相談をいただきます。ご自宅での生活が難しく介護施設利用を検討している方も多く、費用面が合わないというご相談もいただきます。

 

潤いのある人生を送っていただく事を考えた時に、今の(ご利用を検討されている当人様)ご状況は「当施設へのご入居が良いのか」あるいは「他のご対応が良いのか」を様々な観点からお伝えしています。いつの日か、年齢的に動けなくなってしまう時がくるかもしれない。それまでは当施設で楽しんで生活いただく。その後は特別養護老人ホームが条件的に合うのではといった事であったり、状況によっては他社サービスのご紹介などもお伝えしております。

 

長いスパンでの検討を考える、段階を踏んだ介護のあり方も同時にご説明差し上げております。多くのご相談、ケースから学ばさせていただき、最適な介護サービスをご提案できる事が私どもの強みでもあります。

他の施設を利用されている方からのご相談も多いですね。

 

例えばこのような相談が最近ございました。大きな褥瘡(寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなり、皮膚の一部が赤い色味を帯びたり、ただれたり、傷ができてしまうこと)ができてしまい入院となってしまったとのこと。大きくなるまでご家族様は知らず、施設に不信感を抱かれておりました。

 

「どこの介護施設もこうなのですか?」「アンサンブルだったらどのような対応ができますか」とのお話に丁寧にご説明さしあげました。「褥瘡を作らない基本」「体位変換の必要性」「どこに褥瘡ができやすいかの個別診断、ボディチェック」「看護師への早急な共有、処置」「医師とのリレーション」「PT、OTの麻痺がある方への対応」など様々なケースへの対応をお伝えいたしました。

 

長い時間お話にお付き合いいただきご説明さしあげました。当施設へのご入居などは関係なく、介護(私どもが考える介護)を理解していただくことも大切かと考えております。ご相談いただいた方にはご縁があり、当施設にご入居いただきました。

数多くのご相談から導き出されてきた「答え」。でも、それが正解なのかは常に考え続けています。一つだけ言えることは「今現在」、素晴らしい人生が送れていると感じていただいているか、です。共感し考える事を常に忘れずサービスに結びつけていければと思います。

 

介護についてのご相談、ご質問はアンサンブル大宮までお気軽にどうぞ。

【介護付き有料老人ホーム アンサンブル大宮 施設長 小川昌代:プロフィール】

 

特別養護老人ホームに11年勤務後2000年4月介護保険が施行と同時に通所介護に勤務。その後、認知症対応型通所介護を立ち上げ管理者として配属、途中介護支援専門員も兼務し11年勤務。2011年7月にメディカル・ケア・サービスに入社、愛の家グループホーム越谷にてホーム長に。2019年よりアンサンブル大宮にて現職。介護歴トータル33年。「実の母が認知症を発症、同居生活がきっかけでアンサンブル大宮へ母が入居しました。自分では動けなくなってしまった母が「スタッフの皆がいつも気にかけてくれて、笑顔で声かけしてくれて皆優しいの」と笑顔で私に話す母の顔を今でも思い出します。」

数多くのご相談から
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