◆ケアプランの作成フロー
ケアプランを個人で作成する場合は以下のフローで進めてみてください。
① 市区町村や地域包括支援センターの窓口で必要書類を受け取る
② 情報収集や単位計算を踏まえ、ケアプラン原案を作成
③ 利用者と家族、主治医など関係者を集めて「サービス担当者会議」を開く
④ 各サービス事業者にて予約および契約
⑤ 市区町村や地域包括支援センター窓口にてケアプラン提出
⑥ サービス利用開始
⑦ 定期的にサービスの利用実績を報告する
これまで紹介してきたケアマネジャーの業務をすべて自身で進め、適切に実行していく知識・行動力が必要となります。
◆メリット・デメリット
ケアプランを個人で作成するメリットは、「納得できるケアプランを自分で作成できる」という点です。
何が必要か最も知るのは本人や家族であり、ご自身やご家族が納得するまでサービスを厳選できるため、安心感をもって生活できるのは大きなメリットといえるでしょう。
ただしデメリットとして、複雑な手続きや調整をすべて行うという大変さがあります。
他にも一から情報を得る必要があるため、サービス提供事業者との関係構築に苦労することも多いようです。