兄弟姉妹が複数人いる場合「誰がどのくらい介護を担うのか?」という役割分担でトラブルが生じやすいようです。
十分な話し合いがないまま、ひとりに負担が集中してしまうこともあります。
このような介護の押しつけが生じる原因は「介護への準備ができていない」「兄弟姉妹で意思疎通をとっていない」という2点です。
そのため、できるだけ早い段階で「もし親の介護が必要になったらどうするか?」という話し合いの機会を設けましょう。
「兄は金曜と土曜」「妹は日曜と祝日」「全員で対応する」といった形で役割分担し、身体的・精神的な負担が偏らないよう工夫することが重要です。